2004年から7年間、金沢工業大学教職員?学生を中心としたライトアップ事業“月見光路”が実施されてきた。例年、金沢市広坂を中心に約3000個のあかりオブジェが制作?展示され、会期間で約5万人(4日間、2010年度実績)の来場者がある。これは、街中の活性化を目的として、地元からの要請により始められた事業である。2010年には石川県、金沢市および主要な企業や店舗から構成される“月見光路実行委員会”が発足されるに至った。このように、月見光路はあかりのまちなか演出に加え、老舗の料理や芸事などの金沢らしい“おもてなし”、さらに金沢市との連携事業である“KANAZAWA JAZZ STREET”とのコラボレーションなどがあり、市民や観光客に親しまれる活動となっている。この事業は金沢工業大学環境?建築学部宮下智裕准教授、下川雄一准教授、西村督准教授、土田義郎教授と共同で指導している。
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