文摘
要旨
序論 夏目漱石についての研究現状と本論の視座
第一章 「余裕派の理論」について
第一節 「余裕派の理論」の提出
第二節 余裕と低徊趣味および禅味の関係
第三節 「自然主義」と対立する「余裕派」
注釈
第二章 「余裕派の理論」に影響を与えた作家の経歴
第一節 漢文学の基礎を築いた薄幸な成長時期
第二節 イギリス留学と自己本位の確立
第三節 独特な批判視点
注釈
第三章 「余裕のある」風刺批判作品
第一節 初期のユーモラスな「猫」と「坊っちゃん」
第二節 非人情的な「草枕」の世界
第三節 維新の志士の如き列しい精神でやり始めた文学
第四節 前後三部曲
第五節 最後の「明暗」と「道草」
注釈
終章 前後一致で矛盾ではない「余裕派の理論」
注釈
参考文献一覧
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