日本郵船は12月25日、本年4月1日付で内藤忠顕副社長(写真右)が社長に昇格するトップ人事を発表した。工藤泰三社長(同左)は代表取締役会長、宮原耕治会長は取締役相談役に就任する。工藤社長は2008年のリーマン•ショック後の2009年4月に社長に就任し、海運巿況暴落の逆風を受けて、2度の経常赤字を強いられたものの、2012年度以降は業績回復を果たし、2015年3月期は657億円の経常利益を見込むなど経営安定化にめどをつけた。在任中は「More Than Shipping」を合言葉に海運プラスアルファ戦略を推進、海洋事業への進出、自動車物流事業のグローバル展開、定期船のライトァセット化などに取り組んだ。
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