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「民主主義を疑う」？

机译：“怀疑民主”？

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摘要

本年4月に売り出された岩波新書の「民主主義を疑う」という新書がアマゾンの「選挙部門」のランキング1位と聞き，感じるものがある。タイトル通り，多数の人々の総意を決める場合，多数決が大原則と思い込んできた私たちの常識を覆すような過去の事例を分かりやすく解いている。結果として，多数決は様々なルールの一つに過ぎないと理解できるような内容になっている。このような書に注目が集まるのは今の民主主義が制度疲労を起こしている証しのように感じられてならない。とりわけ今年は4月に統一地方選挙があり，これに続いて大阪市の特別区設置の是非を問う，いわゆる大阪都構想について住民投票が実施され，この結果にこちらが衝撃を受けたこともめる。
机译：我听说今年4月上市的岩波新书的新书《我怀疑民主》在亚马逊的“选举部门”中排名第一。就像标题所暗示的那样，在决定众多人的共识时，很容易理解过去的案例，这些案例颠覆了我们的常识，即多数投票被视为一项主要原则。结果，内容如此，多数表决只是各种规则之一。不应将注意力集中在这本书上，以作为当今民主是制度疲劳的证据。尤其是今年4月举行了统一的地方选举，此后就所谓的大阪市概念举行了全民公决，询问是否设立大阪市特别区，结果可谓震惊。

著录项

  • 来源
    《電気評論》 |2015年第9期|68-68|共1页
  • 作者

    久保達哉;

  • 作者单位
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  • 正文语种 jpn
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