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全身性強皮症にステロイドを投与したら腎クリーゼに注意する

机译：全身性硬皮病激素治疗后要当心肾病

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47歳，女性がSScに伴う間質性肺疾患(interstitial lung disease ：ILD)に対する治療目的で紹介された.2年前からRaynaud現象があり，徐々に手のこわばり，曲がりづらさが悪化したため近医内科クリニックを受診した.SScと診断されビタミンEを処方されたが，その際に撮影した胸部X線でILDを指摘された.軽度の乾性咳嗽はあるが息切れの自覚はない.身体所見上，両手指から上腕にかけて皮膚硬化を認め，手指は屈曲拘縮を伴っていた.血液検査ではCRP 0.22 mg/dL,ESR 15 mm/時と炎症反応の上昇はなかったが,IgGは2,112 mg/dLと増加していた.KL-6は2,530U/mLと高値,BNPは15.4 pg/mLと基準範囲内であった.抗核抗体は1,280倍陽性(speckled + nucleolar型)で抗トポイソメラーゼⅠ抗体陽性，抗RNAポリメラ一ゼⅢ抗体陰性であった.胸部CTでは両側下肺野背側にスリガラス影と肺胞間隔壁の肥厚，軽度の末梢気管支拡張を認めた.肺機能検査では，予測値に対する努力性肺活量(%FVC)は88%,一秒率は96%,予測値に対する一酸化炭素拡散能(% DLCO)は81%であった.6分間歩行距離は540mであったが，Raynaud現象のためSpO_2の評価はできなかった.SScに伴うほかの臓器障害を評価したが，心エコーで肺高血圧症や心筋障害は否定的で，食道造影では軽度の蠕動能低下，腎機能，尿所見は正常であった.これら結果から，SScを基礎とした膠原病性ILDと診断し，入院のうえでステロイドパルス療法，その後にprednisolone(PSL) 30 mg/日による後療法を行った.3週間後にPSLを25mg/日に減量するとともにciclosporin 200 mg/日を開始し，経過良好であったため退院とした.
机译：为了治疗与SSc相关的间质性肺病（ILD），引进了一名47岁的女性，两年前出现了雷诺现象，手的僵硬度逐渐加重，弯曲的难度也逐渐加重。患者去了医疗诊所，被确诊患有SSc和处方维生素E，但在当时的胸部X光检查中指出了ILD，轻度干咳但没有呼吸急促。皮肤从两只手指到上臂均变硬，手指伴有屈曲挛缩，血液测试显示CRP为0.22 mg / dL，ESR为15 mm /小时，但炎症反应没有增加，但IgG为2,112 mg / d。 KL-6高达2530 U / mL，BNP为15.4 pg / mL，在标准范围内；抗核抗体为1,280倍阳性（斑点+核仁型）和抗拓扑异构酶I抗体。抗RNA聚合酶III抗体呈阳性，阴性，胸部CT扫描显示玻璃体混浊，肺泡壁增厚以及下肺野的背侧轻度外周支气管扩张。强迫肺活量（％FVC）为88％，每秒每秒为96％，一氧化碳扩散率（％DLCO）为预测值的81％。6分钟步行距离为540 m，但Raynaud SpO_2由于这种现象而无法评估，评估了与SSc相关的其他器官损害，但超声心动图检查发现肺动脉高压和心肌损害为阴性，并通过食道造影证实了轻度的蠕动，肾功能和尿液。根据这些结果，我们诊断出基于SSc的胶原ILD，入院并接受类固醇脉冲疗法，然后接受泼尼松龙（PSL）30 mg /天的后治疗。每周将PSL降至25 mg /天，并开始使用环孢菌素200 mg /天。

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  • 来源
    《内科》 |2016年第4期|905-907|共3页
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