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トライボロジーの発信

机译:摩擦学的传播

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摘要

早いもので,大学に籍を置いて30年以上とな りました.その間,研究では.低摩擦,高耐久, 高効率の達成やこれらのシナジーを高めることを 目標として,機械要素設計とそのトライボロジー について実験と解析の両面から取り組んできまし た.また,学部の講義では,ねじ,ベルト,軸受. 歯車などの機械要素設計について,大学院ではト ライボロジーに関する講義を行ってきましたが,学生諸君の反応を見ると,古くから使われている 機械要素の設計法は完成されていて,公式(設計 式)に当てはめれば正しく設計できると考えがち のようです.100 %理論に基づいた設計ができる ことはほとんどなく世の中の設計式はモデル化と 経験に基づいた近似式であることを強調したり, 未だ解決されていない機械要素に起こる様々な損 傷やトライボロジー的問題について話をしたりす るのですが,完全には納得できていないようです. 摩擦ひとつを取り上げても,ベルトとベルト車の 間の摩擦,転がり軸受における転動体の転がり摩 擦,滑り軸受の油膜による摩擦など,機械要素に 作用する摩擦を考慮しなければならない場合があ りますが,摩擦の方向や摩擦力の変化,摩擦の発 生要因などに戸惑いを見せることが多いと感じま す.また,学生にとっての摩擦といえばクーロン 摩擦のことで,摩擦係数は一定であることが強く 刷り込まれており,潤滑状態により摩擦係数が変 化することを納得させることなどには時間を要し ます.機械要素やトライボロジーを初めて学ぶ学 生諸君に機械要素そのものやそこで生じる現象に 十分に興味を感じさせることができていないのは 罪なのかもしれません.
机译:自从我上大学以来已经30年了,在这段时间里,我的研究旨在实现低摩擦,高耐用性,高效率并增强这些协同作用,机械元件设计及其性能。我一直从实验和分析的角度研究摩擦学,在本科课程中,我讲授了有关机械元件设计(例如螺钉,皮带,轴承和齿轮)以及研究生院摩擦学的讲座。从反应来看,似乎已经使用了很长时间的机械元件设计方法已经完成,可以通过将其应用到公式(设计公式)中来正确设计,可以基于100%理论进行设计。它强调世界上的设计方程式是基于建模和经验的近似值,并讨论了尚未解决的机械元件中发生的各种损坏和摩擦学问题。但是,似乎还没有完全确信,即使仅吸收一个摩擦,也会有机械因素,例如皮带和皮带轮之间的摩擦,滚动轴承中滚动元件的滚动摩擦,滑动轴承油膜引起的摩擦。可能有必要考虑作用的摩擦,但是我经常对摩擦的方向,摩擦力的变化以及引起摩擦的因素感到困惑。例如,库仑摩擦力强烈地印证了摩擦系数是恒定的,并且花时间说服摩擦系数根据润滑状态而变化。正在学习的学生未能对机械元素本身和其中发生的现象获得足够的兴趣可能是一种罪过。

著录项

  • 来源
    《トライボロジスト》 |2017年第8期|483-483|共1页
  • 作者

    藤井正浩;

  • 作者单位

    岡山大学大学院自然科学研究科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 jpn
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