The voluntary regulation on printing ink (NL System) regulated by the Japan Printing Ink Makers Association will be explained focusing on objectives, circumstances, selection criteria of regulated substances, control for eliminating mixing-in of impurities. In addition, developments of regulations in Europe applying PL system and resent trends in Japan will be presented as well.%印刷インキは一部の可食用インキを除い て，直接食品と接しないことが前提とされて いる。そのため食品包装用途の印刷インキを 直接に法規制している国は，現在のところス イス以外にはない。日本では，食品衛生法に よる容器についての規制（370号試験での溶出 試験等）と印刷インキ製造者による使用物質 に関する自主规制とで食品包装用印刷インキ の安全性を確保している。包装用の材料を限 定して安全性を確保するには，NL (ネガティ ブリスト，使用してはいけない物Sを指定するリ スト）を制定する方法とPL (ポジティブリスト，使用できる物質を指定するリスト）を制定 する方法があるが,印刷インキ工業連合会（以 下工業連合会と記載する）はNLによる管理を 行っており，この「印刷インキに関する自主 規制」についてここで主に説明する。また. 併せて最近の欧州でのPLによる規制制定の 動きと日本の最近の動きについて紹介する。
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