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既存擁壁の耐震補強工法に関する模型振動台実験（その2）

机译：现有挡土墙地震改造方法的振动台模型试验（第2部分）

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異なった耐震補強工を有する擁壁の模型振動台実験およびその解析によって，以下の事が分かった．（1）水平地盤上の擁壁に対する矢板補強によって，擁壁の転倒量を低減することができ，その補強効果は従来型のもたれ式擁壁よりも補強土擁壁においてより顕著だった．（2）矢板補強された水平地盤上のもたれ式擁壁は，約800gal程度までの加振レベルにおいては水平地盤上の補強土擁壁と同程度の転倒量を示すにとどまり，壁面のネイリング補強などと併用して滑動に対する安定を確保することによって，より効果的な補強効果の発揮を期待できる．（3）もたれ式擁壁に対する矢板の補強効果として滑動に対しては矢板に作用する受働抵抗が，転倒に対しては受働抵抗に加えて鉛直抵抗が発揮された．（4）斜面上の擁壁に対しては矢板による補強効果はあまり発揮されず，ネイリングによる補強が効果的だった．ただし，ネイリング先端をかすめる滑り面が発生すると，ネイリング張力による抵抗力は減少した．
机译：根据不同抗震加固挡土墙的模型振动台试验及其分析，发现以下内容。 （1）通过在水平地面上用板桩加固挡土墙可以减少挡土墙的掉落量，与传统的倾斜式挡土墙相比，加筋土挡土墙的加固效果更为显着。 （2）用板桩加固的水平地面上的倾斜挡土墙与水平地面上的加固土壤挡土墙在高达800加仑左右的振动水平下具有相同的倾覆量，并且对墙面进行钉固加固。通过与上述结合使用，可以确保更有效的增强效果，以确保抗滑动的稳定性。 （3）由于板桩对倾斜式挡土墙的增强作用，施加了作用在板桩上的抗滑动的被动阻力，并且除了抗跌落的被动阻力之外还表现出垂直阻力。 （4）对于斜坡上的挡土墙，板桩的作用不是很有效，而钉子的作用是有效的。然而，当发生刮擦指甲尖端的滑动表面时，由于指甲张力引起的阻力减小。

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