首页> 外文期刊>保存科学 >日光東照宮唐門および透塀の塗装彩色材料に関する調査
【24h】

日光東照宮唐門および透塀の塗装彩色材料に関する調査

机译:Tomon和Nikko Toshogu的涂料调查

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
           

摘要

Nikko Toshogu Shrine was constructed in 1617 and rebuilt in 1636, 20 years after the death of Tokugawa Iyeyasu, following the traditional custom of shikinen sengu by which shrines are rebuilt at regular intervals. Several such reconstructions with paints have resulted in what we see today at Nikko. Now the Heisei period restoration work is underway at Nikko Toshogu Shrine. From 2007 to 2013, the karamon gate (central gate) and sukibei walls (walls around the main buildings honden and haiden) were redecorated. At that time, several old decorative painting layer samples were discovered. Elemental analyses including those using a microscope, Py-GC/MS and X-ray diffraction as well as cross-section analysis by observation were conducted on 11 small pieces of decorative painting layers and coating layers. As a result, it was found that the coating materials from an area under the metal fittings of karamon gate pillars are dried oil paint. Traces of 17 past restorations were found on the decorative painting layers of the sukibei walls and classified into three groups according to the materials used: in the first group (rebuilt in 1636 and restored in 1654), black urushi coating and gold leaf; in the second group (restored in 1664 and 1679), chu-dei foundation, black urushi coating, and decorative paint containing gold leaf and animal glue; in the third group (from restoration in 1712 to today) bengala urushi coating, and decorative paint containing gold leaf and dried oil.%以上,本報では,唐門および透塀における平成期塗装彩色修理工事に伴い検出された旧塗装彩色材料について,採取可能であった小破片試料について各種分析調査を実施し,幾つかの塗装彩色の変遷に関する知見を得た。まず,唐門の柱部材の金具下で確認された旧塗装材料は,部材木部の上に下地を施さず,直接漆塗料ではなく,乾性油系塗料が塗装されていた。文献史料によると,少なくとも寛政期には唐木染もしくは鉄漿染と呼称される部材の塗装技法の存在が知られるが,本試料群の分析結果からは,少なくとも乾性油系塗装材料が検出された。また透塀の旧塗装彩色材料は,寛永期の造替造営時〜承応期の塗装彩色修理時には黒漆(顕微鏡下では赤褐色系漆)に金箔貼(第Ⅰ期),寛文期〜延宝期修理時には文献史料が中泥もしくは鍮泥と呼称する塗装材料や黒漆(顕微鏡下では赤褐色系漆)に金箔貼の地塗り層の直上に群青•朱•緑青•白緣•貝殻胡粉•墨などの顔料を膠材料に溶いた膠彩色(第Ⅱ期),少なくとも正徳期以降今日に至るまでの塗装彩色修理ではベンガラ漆に金箔貼と乾性油系塗料を用いた桐油(唐油)彩色(第Ⅲ期)と,それぞれ異なる3時期に分類される塗装彩色材料の変遷があったと理解した。特に第Ⅲ期の試料群に特徴的な彩色材料の仕様は,いずれも日光東照宮の修理に伴う文献史料が記録する鍮泥下地や桐油(唐油)彩色に関する記述とほぼ同様の材料と技法である。そのため,今回の調査結果はこれら文献史料の記述との整合性も同時に理解された。なお,筆者らは,本報で理解された3時期に分類される旧塗装彩色材料の変遷傾向は,同じ東照宫の建造物である陽明門西壁面においてもほぼ同様の傾向を確認している。日光社寺における塗装彩色修理の歴史を考える上で参考となろう。
机译:日光东照宫神社始建于1617年,在德川家康死后20年即1636年进行了重建,这是按照传统的shikinen sengu习俗定期进行神社重建。如今,在油漆上进行了几次这样的油漆改建,使我们今天在日光看到了。现在,平成时期的修复工作正在日光东照宫进行。从2007年到2013年,重新装修了karamon大门(中央大门)和sukibei墙壁(本栋和haiden主楼周围的墙壁)。当时,发现了几个旧的装饰画层样本。对11小块装饰漆层和涂层进行了元素分析,包括使用显微镜,Py-GC / MS和X射线衍射的分析以及通过观察进行的横截面分析。结果发现,来自卡拉蒙门柱金属配件下面的区域的涂料是干燥的油漆。在sukibei墙壁的装饰画层上发现了17处过去的修复痕迹,根据使用的材料分为三类:第一类(1636年重建,1654年修复),黑色urushi涂层和金箔。在第二组(于1664和1679年恢复)中,朱德基础,黑色urushi涂料和包含金箔和动物胶的装饰涂料;第三类(从1712年恢复至今)的孟加拉urushi涂料,以及包含金箔和干油的装饰涂料。%以上,本报では,唐门および透塀における平成期涂装彩色修理工事に伴い検出された旧涂装彩色材料について,采用可能であった小破片试料について各种分析调查を実施し,几つかの涂装彩色の変迁に关する知见を得た。まず,唐门の柱部材の金具下で确认された旧文献史料によると,少なくとも寛政期には唐木染もしくは鉄浆染と呼称される部材の涂装技法の存在が知られるが,本试料群の分析结果からは,少なくとも干性油系涂装材料が検出された。また透塀の旧涂装彩色材料は,寛永期の造替造営时〜承第期の涂装彩色修理时には黒漆(顕微镜下では赤褐色系漆)に金箔贴(第Ⅰ期),寛文期〜延宝期修理时には文献史料が中泥もしくは鍮泥と呼称する涂装材料や黒漆(顕微镜下では赤褐色系漆)に金箔贴の地涂り层の直上に群青•朱•绿青•白缘•贝壳胡粉•墨などの颜料を胶材料に溶いた胶彩色(第Ⅱ期),少なくとも正徳期以降今日に至るまでの涂装彩色修理ではベンガラ漆に金箔贴と干性油系涂料を用いた桐油(第Ⅲ期)と,それぞれ异なる3时期に分类される涂装彩色材料の変迁変特に第Ⅲ期の试料群期特徴的な彩色材料の仕様は,いずれも日光东照宫の修理に伴う文献史料が记录する鍮泥下地や桐油(唐油)彩色に关油记述とほぼ同様の材料と技法である。そのため,今回の调查结果はこれら文献史料の记述と整合性も同时に理解された。なお,笔者らは,本报で理解された3时期に分类される旧涂装彩色日光社寺における涂装彩色修理の歴史を考える上で参考となろう。物质の変迁徙は,同じ东照宫の建造物である阳明门西壁面においてもほぼ同様のとを确认している。

著录项

相似文献

  • 外文文献
  • 中文文献
  • 专利
获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号