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過去に学ぼう、公正な持続可能社会を形成するために

机译:让我们向过去学习,以建立一个公平,可持续的社会

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摘要

東京電力福島第一原発事故から5年がたつ。避難•賠償•帰還等をめぐる政府の行政行為と東電の対応等を見ると.構造的にフクシマがミナマタに酷似していると思わざるをえない。今年5月,水侯病が「公式確認」から60年になる。「原因物質」が判明していないというチッソの強弁によって一種の科学論争となり,チッソがアセトアルデヒド製造を停止し,政府が水俣病を公害病として認めるまでに実に12年を要した。公式確認の翌年.熊本県は浜名湖アサリ貝事件の先例を参照しながら食品衛生法発動の可能性を検討したが,当時の厚生省はその可能性を否定し,結局,被害は莫大な規模に拡大されてしまった。「病因物質」が判明していなくても「原因食品」の流通を阻止することで被害の拡大は防げるという,公衆衛生の常識が無視されてしまったのである。その後は,初期の急性劇症型に対応する複数症状を病像の基本型としたために,長期微量汚染による慢性型や遅発性など多様な病状が無視され,二度にわたる政治解決と最高裁判決によっても終わることのない「未認定」患者の放置につながった。本年1月現在,何らかの補償を受けている人は,新潟水侯病を含めて全部で4万9000人を超えているが,公害健康被害補償法に基づく3000人弱の人以外は,「救済対象者」「一時金受領者」等と呼ばれても,「水侯病患者」とは認められていない。行政の言葉が被害者たちを分断し,共同体の再生を阻んでいる。少なくともなお12の裁判が係争中だ。「胎児性」患者たちをはじめ,患者の高齢化は新たな苦しみを生み出している。世界で最初の環境汚染に基づく有機水銀中毒「水侯病」は,60年をへていまだに終わっていないのである。
机译:福岛第一核电站事故已经过去了五年。从政府在疏散,补偿,回返等方面的行政行动以及东京电力公司的反应来看,不可避免的是福岛在结构上与水ata非常相似。今年五月,距Minnowa病的“官方确认”已经60年了。 Chisso停止生产乙醛花了12年,政府承认Chisso强化了“致病物质”的认识,从而使水am病成为一种污染性疾病。官方确认后的一年,熊本县通过参考man波子蛤壳案的先例,研究了制定《食品卫生法》的可能性,但当时厚生省否认了这种可能性,最终造成的损失是巨大的。已放大。公共卫生的常识被忽略了,即使不知道“致病性物质”,也可以通过阻止“致病性食物”的分配来防止损害的蔓延。此后,由于使用了与早期急性暴发性形式相对应的多种症状作为该疾病的基本形式,因此忽略了各种类型的医疗条件,例如慢性类型和由于长期微污染而导致的迟发性疾病,两个政治住区和最高法院该决定导致了“未经认证”的患者的遗弃。截至今年1月,获得了包括新泻水寿病在内的某种补偿的总人数超过了4.9万。但是,根据《污染与健康损害赔偿法》,除了略少于3000人外,“即使它们被称为“救助对象”,“一次性付款接收者”等,也不会被认为是“分水岭疾病患者”。行政语言分裂了受害者,阻碍了社区的复兴。至少有十二项审判正在审理中。包括“胎儿”患者在内的患者的衰老造成新的痛苦。 60年前,世界上第一个环境汞基有机汞中毒“水病”。

著录项

  • 来源
    《科学》 |2016年第3期|a1-a1|共1页
  • 作者

    丸山徳次;

  • 作者单位

    龍谷大学文学部;

  • 收录信息
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  • 正文语种 jpn
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