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ニュージーランドにおけるたて継ぎ材製造工場の調査（第1報）

机译：新西兰垂直联合材料制造工厂调查（第一份报告）

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摘要

森林総合研究所が代表機関を務める研究コンソーシアム「国産材CLT普及促進コンソーシアム」では，「国産材CLTの製造コストを1/2にするための技術開発」を2017年度から実施しており，筆者らはその中で一般的に構造用として使用されているフィンガー長さ約15mmよりもフィンガー長さの短いフィンガージョイントによるラミナ製造の効率化技術の開発に取り組んでいる。国内では，フィンガー長さ約4 mmのフィンガージョイントが造作用として使われている実績があるが，2017年の集成材の日本農林規格の改正により構造用集成材についても，フィンガー長さ6.0 mm以上のフィンガージョイントが使用できるようになった。フィンガー長さを短くする利点は，切り屑の量が少なくラミナ製造時の歩留まり向上が期待できるという点である。しかしながら，現在，国内では構造用材料への使用実績はない。そこで今回，国内におけるフィンガー長さの短いフィンガージョイント材の利用拡大のヒントを得るためにニュージーランドを訪れ，フィンガージョイントによるたて継ぎ材の製造工場やCLTの製造工場，ニュージーランド森林研究所などでフィンガージョイント材の製造の現状を調査した。ニュージーランドでは，造作用，構造用に関わらずフィンガー長さの制限がなく，長さ約4mmのフィンガージョイント（ニュージーランドではmicro joint (マイクロジョイント）と称される)が多く使用されている。調査は2018年11月4日から10日までの日程でオトロハンガ(Otorohanga),ティプーケ（Te Puke)，ロトルア（Rotorua)，ネルソン（Nelson)で行った。本報では，それらのうちオトロハンガ，ティブーケ，ロトルアで調査したフィンガージョイント材の製造工場や製材工場について報告する。なお，工場を訪問するにあたり，工場とのアポイントメントや調査票の事前送付，現地での移動などThode Knife & Saw社の方にお願いした。
机译：在研究协会“家用木材CLT贡献促进协会”中，林业研究所是代表机构，“自2017年以来一直在进行技术开发以将家用木材CLT的生产成本降低一半”。正在致力于开发一种技术，该技术通过使用手指长度短于通常用于结构目的的约15毫米的手指长度的手指关节来提高椎板的生产效率。在日本，有将指头长约4 mm的指接用于建筑作业的记录，但由于2017年日本层压木农业标准的修订，结构性层压木的指长也达6.0 mm或以上。手指关节现在可用。缩短指状长度的优点在于切屑的数量少，并且可以预期在薄片生产过程中提高产量。但是，目前，日本尚未将其用于结构材料中。因此，我们这次访问了新西兰，以获得在日本以及在手指关节制造工厂，CLT制造工厂，新西兰森林研究所等扩大手指长度较短的手指关节材料的使用的提示。调查了木材生产的现状。在新西兰，手指的长度不受结构或结构的限制，通常使用长度约4毫米的手指关节（在新西兰称为微关节）。该调查于2018年11月4日至10日在Otorohanga，Te Puke，Rotorua和Nelson进行。在此报告中，我们报告了在Otorohanga，Tibouque和Rotorua进行调查的指接制造工厂和锯木厂。参观工厂时，我们请Thode Knife＆Saw与工厂进行约会，提前发送调查表，然后移至现场。

著录项

  • 来源
    《木材工業》 |2019年第10期|396-399|共4页
  • 作者

    藤本清彦; 平松 靖;

  • 作者单位

    森林総合研究所 木材加工•特性研究領域;

    森林総合研究所 複合材料研究領域;

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