Clark Jr.とLyonsとが,固定化グルコース酸化酵素と酸素還元電流を測定する方式の酸素電極とを組み合わせることにより,血糖を測定するデバイスが構築できることを提案してから,今年はちょうど50年目になる[1]。生物化学反応を分子認識に用いるバイオセンサーの研究·開発は進み,血糖自己測定(Self-monitoring of blood glucose,SMBG)用センサーの世界市場は1兆円に達しようとしている。一方,SMBG用センサーに次ぐ市場性の高いセンサーの開発は進hでいない。
展开▼