第32回米国繁殖学会(32th Society for the Study of Reproduction;SSR)が平成11年7月31日-8月3日の4日間にわたり米国ワシントン州立大学で開催された。 私は,競走馬総合研究所において実施されている研究の成果をまとめ,”ウマの排卵時に認められる血中インヒビン濃度の一過性上昇のメカニズム”(Specific mechanism responsible for sharp increases in plasma levels of immunoreactive inhibin on the process of ovulations in mares)と題した発表を行うため,ワシントン州プルマンへ出張したので,それらの概要について紹介する。 出張の日程は表1のとおりである。 なお,今回発表した研究内容の日本語詳細は後日,「馬の科学」誌上に報告する予定である。
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