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【24h】

がん免疫における新規治療アプローチ2)TCR-T細胞によるがん治療

机译:癌症免疫治疗的新方法2)tcr-t细胞的癌症治疗

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摘要

すでに免疫チェックポイント阻害剤が日常のがん診療において当然の選択肢となり久しいが,いまだその恩恵はがん患者の一部のみが受けている.本特集にもあるとおり,今後は免疫的アプローチの効果が望める患者を効率よく特定すること,そして免疫的アプローチの選択肢とその恩恵の享受者を拡大していくことが求められている.免疫チェックポイント阻害剤に続く有効ながん免疫療法として遺伝子改変T細胞輸注療法が注目されている.キメラ抗原受容体遺伝子(chimeric antigen receptor ; CAR)を導入したT細胞(CAR-T)療法が急性リンパ性白血病(ALL)およびびまん性大細胞性B細胞リンパ腫(DLBCL)の治療法として2017年に米国で承認され,2019年にはわが国で承認された.本稿では,このCAR-T療法と並び有効な新規の遺伝子改変T細胞療法としてT細胞レセプター(TCR)遺伝子改変T細胞(TCR-T細胞)を用いたがんの治療法の開発について紹介し,今後の期待と課題について議論する.

著录项

  • 来源
    《腫瘍内科》 |2020年第1期|71-78|共8页
  • 作者

    安井潔; 池田裕明;

  • 作者单位

    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍医学分野;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
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