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摘要

腫瘍免疫学とそれに基づくがん免疫療法は比較的古くから研究されていた学問分野であり治療技術である.しかしながら,がん治療に携わる医師にとってがん免疫療法の概念は,2010年以前と以降においてその重要性や必要性,信頼性という観点で大きく異なっている.2010年以前では,従来の標準治療である細胞障害性抗がん薬や分子標的薬を上回る治療効果を発揮することが明確に実証された免疫療法は皆無であり,いわゆる古典的な免疫細胞療法やがんワクチン療法は試みられていたものの,臨床的エビデンスという観点では脆弱かつ限定的なものであった.一方で2010年以降,多くのがん種において免疫チェツクポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor ; ICI)による治療効果が実証されたこと,キメラ抗原受容体発現T細胞(chimeric antigen receptorexpressing T cells ; CAR-T細胞)療法が造血器悪性腫瘍に対してきわめて優れた有効性を示したことから,免疫療法はがんの標準治療において欠かすことのできない重要な選択肢となった.近年では,ほかの標準治療が無効であった症例のみならず,進行がんに対する一次治療として免疫療法が適応されるようになり,さらには免疫療法とほかのがん治療法を組み合わせた複合がん免疫療法も開発,承認されている.結果として,さまざまながん種において診療ガイドラインが改訂され,がん免疫療法の重要性や必要性,信頼性がきわめて高いものとなっている.

著录项

  • 来源
    《腫瘍内科》 |2020年第1期|1-3|共3页
  • 作者

    玉田耕治;

  • 作者单位

    山口大学大学院医学系研究科免疫学講座;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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