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【24h】

高齢者のがん

机译:老年人的癌症

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摘要

全人口に対して65歳以上の人口の占める割合(高齢化率)が21%以上を占める社会を超高齢社会と呼び,日本は2010年に超高齢社会となった.令和元年(2019年)における日本の高齢化率は28.1%であり,2060年には約40%に達するとみられている.人口の高齢化に伴い,がんを併発している高齢者(以下,高齢がん患者)の割合は増加しているが,高齢がん患者は,臓器機能障害や併存症を有している頻度が高く,他病死のリスクが高いといった理由などから,通常の臨床試験の対象となることが少なかったため,高齢がん患者に対する治療の意思決定に寄与するエビデンスは非常に乏しい.このため,高齢がん患者の診療方針に悩みながら取り組んでいる医療者が多いと推察される.2000年代に入り,高齢がん患者の診療を,医師の「経験と主観」で行わざるを得ない状況が問題視されるようになり,世界中で高齢がん患者に特化したガイドラインが作成されるようになった.具体的には,米国のNational Comprehensive Cancer Network (NCCN)51,欧州臨床腫瘍学会(European Society for Medical Oncology ;ESMO),世界老年腫瘍学会(International Society of Geriatric Oncology ; SIOG),そして日本臨床腫瘍学会(Japanese Society of Medical Oncology ; JSMO)が,それぞれ高齢かん患者に特化した診療ガイドラインを作成している.とはいえ,依然としてエビデンスが乏しい領域であるため,高齢がん患者に対する「がん治療アルゴリズム」はいまだ確立されていない.本稿では,これらガイドラインのうち,最も歴史の古いNCCNによる「高齢者のがん治療」のガイドラインで紹介されている,NCCN独自の,がん治療アルゴリズムを紹介するとともに,このガイドラインを本邦で使用する場合の工夫と注意点を概説する.

著录项

  • 来源
    《腫瘍内科》 |2020年第3期|313-320|共8页
  • 作者

    水谷友紀; 長島文夫;

  • 作者单位

    杏林大学医学部総合医療学;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
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