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希少がん2）子宮肉腫に対する治療方針

机译：稀有癌2)对子宫肉瘤的治疗方针

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摘要

子宮肉腫は子宮に発生する悪性間質性腫瘍の総称であり主には子宮体部に発生する.子宮体部悪性腫瘍全体の4?9%と非常に稀である.子宮肉腫は上皮性?間葉性混合腫瘍（がん肉腫,腺肉腫）と間葉性腫瘍（子宮平滑筋肉腫,子宮内膜間質肉腫など）に大別される.がん肉腫については，組織発生的に単一細胞由来で腫瘍発生の過程で上皮様形態を示す部分と間質様形態を示す部分に分化するというcombination tumor theoryが支持され,治療も子宮体がんと同様に行われることから本稿では触れない.日本産科婦人科腫瘍学会（日産婦）の婦人科腫瘍委員会報告によると2017年1月から12月までに治療を開始した子宮肉腫の内訳は子宮平滑筋肉腫204例，低異型度内膜間質肉腫75例,未分化子宮内膜肉腫46例，そのほかの子宮肉腫39例，不明2例，子宮腺肉腫は41例であった.いずれの疾患も非常に稀な疾患であり，各施設での症例集積では限界があるため,本邦全体で集計を行うことは診療,研究の基盤情報となる重要な取り組みである.

著录项

  • 来源
    《腫瘍内科》 |2020年第4期|399-406|共8页
  • 作者

    温泉川真由;

  • 作者单位

    がん研究会有明病院婦人科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
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