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「社会的事業」としての科学

机译：「社会的事業」としての科学

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摘要

私が科学の面白さに目覚めたのは，中学生のときにガモフの『1，2，3…無限大』という本を友人から借りて読んだことがきっかけであった．また，高校生のときに朝永振一郎がノーベル物理学賞を受賞したことも大きな刺激となった．当時の私が抱いた物理学のイメージは，「紙と鉛筆」で宇宙の謎を解明するアンビシャスな学問というものであり，その一端に加わりたいと大学も理学部の物理学科を選んだ．しかし，すでに物理学では「紙と鉛筆」の神話的時代は終わっており，巨大な実験装置がなければ研究が進まない時代に入っていた．ほどなく，実験が不得意だった私は，いまだに「紙と鉛筆」の学問である哲学に転向した．

著录项

  • 来源
    《科学》 |2001年第12期|1547-1548|共2页
  • 作者

    野家啓一;

  • 作者单位

    東北大学大学院文学研究科（哲学）;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 自然科学总论;
  • 关键词

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