特集号「岩石-水相互作用から見る二酸化炭素地中貯留」緒言

奥山康子

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特集号「岩石-水相互作用から見る二酸化炭素地中貯留」緒言

机译：特刊 “岩水相互作用视角下的地二氧化碳封存”

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産業革命以降，石炭（そして後に石油）という化石燃料をエネルギー源としたことで大気中のCO_2濃度が飛躍的に上昇し，現在までのCO_2濃度の増加は南極氷床のボーリングから明らかになった過去65万年問の変動幅を超えるレベルにある（Jansen et al., 2007）。増加したCO_2は，温暖化に代表される地球規模の環境問題の原因物質と考えられ，世界各国は京都議定書をはじめとするさまざまな国際的枠組みの下に,CO_2放出量を抑える取り組みや技術開発を行っている。その1つに，「二酸化炭素分離·回収と貯留」（Carbon dioxide Capture and Storage，CCS）という技術の開発がある。これは，発電所など大量のCO_2を排出する排出源に対して，排ガスからCO_2を分離し，貯留に適した場所に輸送の上，大気から隔離して環境の悪化を防止するために十分な長期間貯留するという技術体系のことである（Fig，1）。

机译：自工业革命以来，使用煤炭（以及后来的石油）等化石燃料作为能源，大大增加了大气中CO_2的浓度，迄今为止CO_2浓度的增加水平超过了过去650,000年南极冰盖钻探所揭示的波动范围（Jansen等人，2007）。 CO_2的增加被认为是全球变暖等全球环境问题的病因，世界各国正在努力和开发技术，以减少包括《京都议定书》在内的各种国际框架下释放的CO_2量。其中之一是开发一种称为“二氧化碳捕获和储存”（CCS）的技术。这是一种将CO_2从废气中分离出来，运输到适合储存的地方，并将其与大气长期隔离，以防止发电厂等排放大量CO_2的排放源的环境恶化的技术系统（图1）。

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来源
《岩石鉱物科学》 |2009年第4期|81-89|共9页
作者
奥山康子;
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作者单位

(独)産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类岩石学;
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