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九州の後期旧石器時代に見る中期旧石器時代文化の残影

机译：九州の後期旧石器時代に見る中期旧石器時代文化の残影

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摘要

九州地方の中期旧石器時代文化の研究は，関係する遺跡がすべて白紙，留保の措置を取らざるを得なくなった現在，振り出しに戻った．こうした中にあって，切出状ナイフや台形状ナイフ，鋸歯状削器など，九州地方の後期旧石器時代に中期旧石器時代文化の残影が見えるのは重要な視点である．特に，熊本県沈日石器文化など，九州第Ⅰ期前半の石器文化は，中期旧石器時代の石器群を評価するための重要な基準となる．日本考古学界を震撼させた「石器ねつ造」発覚以後，さらに古い石器文化の探求に足を踏み出す勇気と指針をそこに見出せるのである．

著录项

  • 来源
    《科学》 |2002年第6期|622-627|共6页
  • 作者

    木﨑 康弘;

  • 作者单位

    熊本県教育庁文化課;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 自然科学总论;
  • 关键词

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