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CaSiO_3-CaFeSi_2O_6系における鉄バスタム石の水熱合成--化学組成と低温安定性について

机译:CaSiO_3-CaFeSi_2O_6系における鉄バスタム石の水熱合成--化学組成と低温安定性について

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摘要

CaCO_3,SiO_2及びFeCl_2·4H_2Oを出発物質とした水熱合成実験により鉄バスタム石の合成を行った。 600~850℃で鉄バスタム石の針状結晶が生成され,EPMAによる定量分析より,そのFeSiO_3含有量は14.7~22.9mol%であり,高温ほどFeSiO_3含有量が増大する。 600℃,650℃で合成した鉄バスタム石は日本各地のスカルン中より産出する鉄バスタム石と同程度のFeSiO_3含有量(14.77~18.6mol%)を有する。 480℃以下ではヘデン輝石の生成速度が鉄バスタム着、の生成速度より速いことにより出発物質の粉状混合物[CaCO_3-(FeCl_2·4H_2O)-SiO_2]から直接的には鉄バスタム石は合成されなかったが,Ca(OH)_2,CaCl_2·2H_2O,FeCl_2.4H_2OおよびSiO_2を調合しこた出発物質を用いることで,350℃はおいて鉄バスたム石を合成することに成功した。 更に,鉄バブし多ム石と珪灰石の中間組成で合成した未完全反応相を350℃で60日間再加熱水熱合成実験を行うことにより,鉄バスタム石と珪灰石の2相の共生が安定であることを確認した。 これらの結果は,鉄バスタム石は,一般に考えられている鉱床スカルン生成の最低温度300℃に近い350℃においても安定な鉱物であり,350℃で珪灰石と鉄バスタム石の不混和領域が存在することを示す。 鉄バスタム石は,低温では生成速度がより速いヘデン輝石が先に生成することによってFe成分が欠如するため,生成し難い鉱物であることが明らかになった。 このことは,天然において,鉄バスタム石の産出が珪灰石やヘデン輝石に比較して少ないことを説明する。

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