本質理解！万能アナログ回路塾 電磁気学編: 第36回 導体（後編）

別府伸耕

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本質理解！万能アナログ回路塾電磁気学編: 第36回導体（後編）

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アナログ回路の設計に使う理論の大半は，LCRを組み合わせて作るアナログ·フィルタ回路の考え方と共通です．トランジスタやICも，電源とLCR素子でモデル化するので，LCR素子の理解が鍵になるのです．LとCの性質を正しく把握するには，その裏付けとなる理論，すなわち電磁気学を学ぶのが近道です．電流が「電荷」の移動であること，電荷は電場から力を受けて動くこと，電場は電荷があると発生することなどを数式で表わし，その振る舞いを計算で求める方法について解説してきました．前々回までは，電荷や電場に影響する物体が何もない空間，すなわち真空の状態で考えてきましたが，前回と今回は，金属を代表とする「導体」の周囲にできる電場について考えています．前回は，導体では電荷が自由に移動できることから，導体内部には電場がないこと，導体表面の電場は垂直になること，導体の内部は等電位になること，導体に囲まれた空間には電場が存在しないこと（電場の影響を受けないようにするために使える．これをシールドという）などを確認しました．今回はその続きで，「接地」の概念，導体のまわりの電場のようす，導体が持つ電荷の求め方について考えます．

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来源
《トランジスタ技術》 |2020年第674期|183-187|共5页
作者
別府伸耕;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类半导体三极管（晶体管）;
关键词

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