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クリエイティブアイランド中之島: 創造的な実験島シンボルシンポジウム中之島の'いま'ど'みらい'

机译:クリエイティブアイランド中之島: 創造的な実験島シンボルシンポジウム中之島の"いま"ど"みらい"

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摘要

今年,本格的なスタートを切ったクリエイティブアイランド中之島.先日開館した中之島美術館(本誌2201)やこども本の森中之島(同2009)などの14機関による国内最大規模の創造ネットワークとして,東西3kmの中之島を「創造的な実験島」へと変えていくことを目指す.2月2日から13日にかけて実施されたスペシャルウィークプログラムでは,各館が連携しさまざまなイベントが実施された.11日には中之島の「"みらい","まなび","くらし"」をテーマにしたシンボルシンポジウムが開かれた.その中で森美術館館長の片岡真実氏は,六本木などでの事例に触れ「ネットワークの持続可能性」の難しさについて言及し,各館の個別の利益よりも,エリア全体の利益を重視する考え方をベースとするネットワークの継続には,ご近所付き合い以上のビジョンや価値が必要になると指摘する.議論の中では,なかまづくり,経済基盤の確立,情報発信などの具体的な方策に加え,2025年に控える大阪?関西万博への期待も示されたが,「万博で大さな花火を打ち上げよう,ではこれまでと変わらない.館同士の地道な信用関係を構築していくことが未来に繋がっていく」と,約30年にわたって地道な活動を続け先月開館した中之島美術館館長菅谷富夫氏の言葉が印象に残った.万博のような外部の動機付けのみならず,中之島での暮らしから生まれる内からの動きとネットワークが接続できるか.そこで注目したいのが14機関に含まれているgrafだ.中之島に国立国際美術館(本誌0405)ができる数年前から,ビル1楝をリノベーションし,デザイン,アート,食が複合する場をつくり出してきた.組織カや所有している収蔵品の価値だけを見ると小さいかもしれないが,その貢献度は他のどの施設にも引けを取らない.まなびの場としての中之島の可能性をSTEAM教育から考える第二部や,生活者の視線からくらしの場としての中之島の課題や展望が語られた第三部で示された,既存の枠組みや機能を超え,価値の定まらないものたちが混ざり合う,余白を持った場所性をgrafは既に体現していたとも言える.先に語られたネットワークの持続性が,施設と観客(住民),あるいはサービスの提供側/受け手側という関係性が解きほぐされ,単なる賑わいに還元されない,人びとの振る舞いの多様さの中に生まれてしいことを期待したい.

著录项

  • 来源
    《新建築》 |2022年第3期|21-21|共1页
  • 作者

    川勝真一;

  • 作者单位
  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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