日本ダム協会活動情報 理事会開催報告

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3月24日，都内のホテルにおいて一般財団法人日本ダム協会の理事会が開催された。はじめに宮本会長が挨拶に立ち，「日本列島では每年のように洪水被害が発生しています。昨年は、四っの台風が相次いで北海道に上陸し、また太平洋上を西進·Uターンした台風第10号が東北地方を日本海へ横断するなど、予期せぬ自然の猛威を見せつけられました。一方で、各地では依然として渴水による被害も生じています。こうした気候変動による異常気象の傾向は、今後も続くものと懸念されます。防災·減災の観点からは、必要なダム事業の着実な推進が重要との認識が今後とも世の中にもしっかりと根付いていくことが強く望まれます。また、エネルギー問題の観点からも、国産で持続可能かつクリーンなエネルギーである水力発電の重要性も増しています。世界を見渡せば、途上国を中心に水資源の確保が緊急の課題となっており、我が国の優れたダム技術を活用し、世界のダム建設に貢献していくことも重要です。当協会としては、引続き、ダムの役割とダム事業の重要性について幅広く理解を求めていくとともに、ダム施工技術の向上を通じて、国内外のダム建設に積極的に貢献していきたい。」と挨拶があった。定款により会長が議長となり，出席状況報告及び理事会成立宣言があった。続いて，議事録署名について監事へ依頼があり，議事が進められた。

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