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繊維の並びが解き明かす古文書和紙の素性と書状の習慣

机译：繊維の並びが解き明かす古文書和紙の素性と書状の習慣

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摘要

古代中国（後漢）の察倫は製紙法の完成者として知られているが，紙の起源は察倫の時代よりもさらに古く，紀元前150年頃の前漠時代のものが今のところ最古の紙として知られている．中国を起源とする製紙法はシルクロードを通って中東，ヨーロッパへ伝わり，東へは朝鮮半島を経由して日本に伝わった．日本書紀の記述によれば高句麗の僧である曇徴が610年に仏教と共に日本に伝えたとされる．製紙法の伝播や技術の進展は古今東西宗教と関連が深く，写経や聖書の複製には紙が欠かせない材料だったわけである．

著录项

  • 来源
    《科学》 |2006年第2期|193-195|共3页
  • 作者

    江前敏晴;

  • 作者单位

    東京大学大学院農学生命科学研究科;

    製紙科学;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 自然科学总论;
  • 关键词

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