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造岩鉱物学からみるアスベスト同定法とその問題点

机译:造岩鉱物学からみるアスベスト同定法とその問題点

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摘要

前述したように,アスベストの毒性は,主にその繊維状の形態によると考えられている。 したがって,アスベストの可能性がある物質を検討する際には,鉱物種を同定するとともに,顕微鏡などを用いたその形状の観察が不可欠である。 その簡便な方法は,分散染色法である。 同法では,屈折率を比較することにより,鉱物種をある程度推定することができる。 しかし,アスベストと似た屈折率をもつ鉱物は多く存在する。 Figure 11に,アスベスト鉱物とその代替品として使用されている主な鉱物(三浦ほか編,1994)の屈折率の範囲を示す。(1)角閃石アスベストは互いに屈折率が類似し,また(2)細針状鉱物で代表的アスベスト代替品である珪灰石(wollastonite)は角閃石アスベストと類似の屈折率をもっているため,形状観察と分散染色法だけでは確実にアスベストを同定することは困難である。 そこで,多くの場合粉末X線回折法が併用される[基安化発第0622001号;http://www.jaish.gr.jp/horei/horl-46/horl-46-25-1-2.html]。 しかし,同法は他の方法に比べると比較的多くの試料(数10mg)を必要とすること,試料が混合物であった場合1%程度しか含まれない少量のアスベストを検出することが困難であること(宇野,1992;http://pubs.usgs.gov/of/2001/ofr-01-0429/xrdl/)や,個々のアスベスト粒子を区別した測定ができないなどの問題点もある。

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