純転がり線接触混合弾性流体潤滑における直接接触生起機構と数値解析モデル

市丸和徳; 森田健敬; Kazunori ICHIMARUTakehiro MOKITA

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純転がり線接触混合弾性流体潤滑における直接接触生起機構と数値解析モデル

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潤滑下で作動する機械要素作用面のトライボ損傷の多くは，流体潤滑と混在して粗さ突起の直接接触が起こるとくに厳しい接触応力下で生じている．したがって，損傷防止のためには，混合潤滑下の突起間干渉状態の厳しさを実験的あるいは理論的に推定することが必要である．混合潤滑の解析手法としては，Greenwoodらの粗面接触の確率論的解析モデルとEHL（elastohydrodynamic lubrication）解析を組み合わせて突起接触と流体膜の荷重分担率を算出する方法1），および，部分的EHLに対するPatir－Chengの平均流れモデルがよく用いられている．これらの手法は，接触圧力や荷重分担に対する表面粗さの統計的平均的影響を知るために有効であるが，トライボ損傷の発生機構を議論するために必要な局所的瞬間的な圧力および接触状態の変動については十分な情報を与えない．したがって，実際のトライボ損傷を引き起こす局所的接触圧力の分布状態を推定する方法として，表面粗さ形状を決定論的に与えた混合潤滑の解析法の確立が強く望まれている．

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来源
《トライボロジスト》 |2004年第1期|83-91|共9页
作者
市丸和徳; 森田健敬; Kazunori ICHIMARUTakehiro MOKITA;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类机械摩擦、磨损与润滑;
关键词
Mixed lubrication; Direct contact; Transient elastohydrodynamic lubrication; Surface roughness; Contact pressure; Rolling-sliding contact;

純転がり線接触混合弾性流体潤滑における直接接触生起機構と数値解析モデル

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