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別子鉱床酸化帯から見出されたドラフオツス鉱

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摘要

ドラフオツス鉱(delafossite)は三方晶系(R-3m)でCuFeO_2の単純な組成を持つ複酸化物であり,同一グループ鉱物としてマコーネル石(mcconnellite), CuCrO_2 (Milton etal,1976)が,また類似構造を持つ鉱物としてクレドネル鉱(crednerite), CuMnO_2,が知られている(Strunz and Nickel,2001)。 クレドネル鉱はMatsubaraet al. (1994)により御斎所マンガン鉱山から報告されたが,他の2種は本邦から未報告である。今回,別子鉱山酸化帯(露頭)からZnに富むやや特異な化学組成を持つドラフォツス鉱を見出したので産状,鉱物学的特徴について報告する。ドラフォツス鉱の発見は古く1873年Friedel, C.R.によつてシべリアのEkaterinburgから最初に報告された(Dana,1914)。 これまでにアメリカ合衆国ワイオミング州Kirwinとアリゾナ州Bisbee (Jansen and Schieltz,1971),ブルガリアのソフィア地区Kremikovci deposit (Atanasov,1979)などを含め多くの銅鉱床酸化帯から報告されている。また銅鉱精錬樺(slag)生成物中にも同等物質が確認されている(Wearing, 1984; Franzini etal,1992) 。 Buist etal. (1966)はドラフオツス鉱の組成をcu6Fe307であると報告したが,Hey (1968)およびwiedersichet al. (1968)らによるCu-Fe-O系合成実験を通し,化学組成はCuFeO2であることが証明された。 またRichard and Kullerud (1964)は,ドラフォツス鉱が650℃以上の高温下では磁鉄鉱と共生し,560℃以下,少なくとも25℃まで赤銅鉱,黒銅鉱,赤鉄鉱と共存することを報告した。

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