琵琶湖冬場で新たに発見されたブルームにおけるピコシァノパクテリァの系統多様性

Ji Cai; 程木義邦; 中野伸一

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琵琶湖冬場で新たに発見されたブルームにおけるピコシァノパクテリァの系統多様性

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琵琶湖では，ピコシアノバクテリアは夏季から秋季にかけての成層期において増殖することが知られている。しかし2015年から2016年の冬季においては，水温の低下にかかわらず，ピコシアノバクテリアの細胞密度が十倍ほど増加した。この現象は，冷水を好む種類が増殖した可能性を示唆している。本研究は16S rRNA遺伝子を標的としたクローン·ライブラリー解析を用いて，琵琶湖に生息するピコシアノバクテリァの系統とその多様性を調べた。異なる時期に採取した湖水サンプルから計8個のSynechococcusに関連するOTUが発見され，その多くは既知の系統に属した。特に，冬季のみで発見された OTU04は，チベット湖沼群やスペリオル湖など冷水域環境から検出されているSynechococcusと高い相同性を示した。系統解析の結果から，OTU04は低から中塩度でかつ貧栄養な湖沼に広く分布できる耐冷性系統に属することが推測された。

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来源
《陸水学雜》 |2021年第3期|257-257|共1页
作者
Ji Cai; 程木義邦; 中野伸一;
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收录信息
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正文语种英语
中图分类
关键词
16S rRNA; ピコシアノバクテリア; 系統多様性; 耐冷性;

琵琶湖冬場で新たに発見されたブルームにおけるピコシァノパクテリァの系統多様性

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