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岩石学における非平衡過程の速度論的研究

机译：岩石学における非平衡過程の速度論的研究

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摘要

岩石学は多成分多相系の相平衡諭にその基礎を置いている。火成岩岩石学におけるマグマの結晶作用や，変成岩岩石学における相転移，化学反応，交換反応に基づく温度圧力条件の推定はその良い例である。一方，岩石中の非平衡組織も岩石の成因に関する重要な情報を有している。たとえば，玄武岩中のカソラン石の周りの輝石反応縁の有無は岩系の判定に有用であるし，変成ハソレイ岩中のカンラン石と斜長石の問のコロナ（反応帯）の存在は，それらが高圧下に置かれたことを端的に示している。

著录项

  • 来源
    《岩石鉱物科学》 |2017年第1期|15-29|共15页
  • 作者

    西山忠男;

  • 作者单位

    熊本大学先端科学研究部理学系地球環境科学講座;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 岩石学;
  • 关键词

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