膀胱浸潤を伴う直腸S状結腸部癌に術前化学療法後に ロボット支援下手術を施行した1例

北林快; 賀川義規; 井上彬西沢佑次郎小松久晃宮崎安弘友國晃高橋愛未植田有希口分田章典

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膀胱浸潤を伴う直腸S状結腸部癌に術前化学療法後にロボット支援下手術を施行した1例

机译：膀胱浸潤を伴う直腸S状結腸部癌に術前化学療法後にロボット支援下手術を施行した1例

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症例は70代，男性。大腸内視鏡検査で進行直腸S状結腸部癌（AV 15cm, 2型,半周性，T3以深）と診断した。画像診断で遠隔転移は認めず,膀胱内に浸潤する巨大な腫瘍と多数の腫大した腸間膜内リンパ節を認めた。cT4bN2M0, cStage Ⅲc（大腸癌取扱い規約第9版）と診断し，術前治療として化学療法を行う方針とした。術前化学療法としてCAPOX+ BEVを開始したが,Grade 2の食思不振があり,2コース目から5コースまでCAP+BEV, 6コース目はCAP単剤とした。術前診断はycT4bN0M0, ycStage Ⅱcであった。CAPOX終了後36日目にロボット支援下高位前方切除ならびに膀胱部分切除術を行った。膀胱の縫合もロボット支援下で行った。残存膀胱容量は100 mLo ypT0N0M0, ypStage 0,効果判定は TRG 0 （AJCC）であった。膀胱浸潤を伴う直腸S状結腸部癌に対して術前化学療法が奏効し，pCRを得た1例を経験した。

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来源
《癌と化学療法》 |2023年第2期|218-220|共3页
作者
北林快; 賀川義規; 井上彬西沢佑次郎小松久晃宮崎安弘友國晃高橋愛未植田有希口分田章典;
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作者单位

大阪急性期?総合医療センター ?消化器外科;

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正文语种日语
中图分类肿瘤学;
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膀胱浸潤を伴う直腸S状結腸部癌に術前化学療法後に ロボット支援下手術を施行した1例

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