2021年12月2日、陸上自衛隊航空学校宇都宮校(北宇都宮駐屯地)で、第59-212期陸曹航空操縦課程(FEC:Flight Enlisted men Course)中期の卒業行事が行われた。陸上自衛隊のFECは海空自衛隊の航空学生に相当するが、回転翼を主流とする陸上自衛隊の航空事情により、最初から回転翼操縦士の養成を部内選抜により行うパイロット養成制度である。今回、卒業した13名(警察庁受託学生1名を含む)は、2020年6月に入校し、学科主体の前期教育(約9か月間)を経て2021年3月から中期教育として練習ヘリコプターTH-480Bによる基本操縦を約9か月間学んだ。この間、150時間に及ぶ飛行訓練と6回の厳しい査定をすベてクリアして技能証明および国家資格を取得し、晴れてこの日を迎えた。
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