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十字石の産状の多様性と化学組成上の特徴

机译:十字石の産状の多様性と化学組成上の特徴

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摘要

十字石は中温中圧の泥質片岩に出現することが多いが,必ずしもそのような岩石に限定される訳ではない。 エクロジャイト相やグラニエライト相で形成されることもある。 また紅柱石が安定となる低圧条件で形成されることもある。 共生関係が明らかとなって初めて,形成温度圧力に制約条件を与えることのできる鉱物であり,十字石の存在のみから形成温度圧力に制約を与えることは出来ないと言える。 なかでも重要なのは,SiO_2に飽和した環境にあるかどうかである。 今回紹介したように,SiO_2に不飽和な環境では,X_(mg)*> =0.30のMgに富む十字石が広い温度圧力領域で安定となり,スピネルやコランダムなどのアルミナスな鉱物と共存している。 また,十字石の化学組成式の表現には三価のカチオン(主にAl)と二価のカチオンの置換を考慮する必要があることを確認した。 さらにし十字石の二価のカチオンの総量やSi含有量は圧力に依存するとの指摘があるが,その顕著な傾向は認められなかうた。 単純に十字石の組成のみから形成圧力条件に制約を与えることはできない。 また,ザクロ石と十字石でのFe-Mg交換型の温度計が提案されているが,ほぼ同じ変成温度を持つ岩石中のザクロ石と十字石のFe-Mg分配係数は広く分散してしまい,十字石の非理想性の影響もしくは圧力の違いによる効果が強いと予測される。 十字石固潜体の特性等については未だ検討すべき点が多い。

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