タリフアイトとシンプレクタイト：変成反応メカニズム研究の新展開

小畑正明

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タリフアイトとシンプレクタイト：変成反応メカニズム研究の新展開

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本論で扱う「ケリファイト」とはぎくろ石の周りにコロナ状に発達する一種の反応縁のことである。微視的には複数の鉱物が複雑に絡みあった，いわゆるシソプレクタイト構造を示す。同じものに対して単に「シソプレクタイト」という言葉を使っている文献もある。もっと緩やかに用いて，他の鉱物，例えば，オリビンの周りに発達するコロナ組織にもケリファイトという用語を使う文献もあるが（例えば，Spry，1969），筆者はぎくろ石の周縁に発達する反応縁に限って使用することにしている。「シソプレクタイト」というのはもっと一般に，複数の鉱物が絡みあって発達した鉱物集合体に対して使うより一般的な組織用語で，さまざまな岩石中で異なる成因のものが存在する。その成因から岩石の形成過程や変成履歴が読み取れることからこれまで多くの岩石学的研究が行われてきた。

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来源
《岩石鉱物科学》 |2016年第1期|1-12|共12页
作者
小畑正明;
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作者单位

京都大学大学院理学研究科;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类岩石学;
关键词

タリフアイトとシンプレクタイト：変成反応メカニズム研究の新展開

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