首页> 外文期刊>日本结晶学会志 >岡山県産鉱物「逸見石」が示す量子物性一放射光X線精密結晶構造解析でひも解く磁性の起源一
【24h】

岡山県産鉱物「逸見石」が示す量子物性一放射光X線精密結晶構造解析でひも解く磁性の起源一

机译:岡山県産鉱物「逸見石」が示す量子物性一放射光X線精密結晶構造解析でひも解く磁性の起源一

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
       

摘要

逸見石(へんみせき)は,世界でも岡山県高梁市にある布賀鉱山でのみ産出する天然鉱物である(図1).濃青色から青紫色でガラス光沢を示す数ミリ程度の非常に美しい結晶が見られる.1982年に中井らによって産状や結晶構造などが報告された1),2)岡山県高梁市を含む,岡山県西部から広島県東部にまたがる備北地方は石灰岩が広く分布しており,吉備カルストとして知られている.この石灰岩は,太古に海底で生物の死骸が蓄積することで形成された.逸見石は石灰岩にマグマが貴人し,銅イオンやホウ素イオンなどを含んだ熱水を介して化学反応が起こることで生成したと考えられている.このような鉱物はスカルン鉱物と呼ばれている.逸見石は地球上でも布賀鉱山以外では見つかっておらず,人工的な合成も現在までに報告されていないことから,まさに地球の活動が「偶然」生み出した物質と言える.

著录项

获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号