材料開発とマルチスケール解析のコラボレーション－鋼材利用加工技術における期待

鈴木規之; Noriyuki SUZUKI

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材料開発とマルチスケール解析のコラボレーション－鋼材利用加工技術における期待

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ハード·ソフト両面で計算機能力の飛躍的な向上に伴いマルチスケール解析への期待が高まってきた．ここでは，ものつくり，特に鋼材の利用加工技術と材料開発におけるマルチスケール解析の役割と今後の期待について述べたい．有限要素法の出現から40年余り，今やものつくりの現場でも，有限要素法を始めとするCAE (Computer Aided Engineering)技術は，不可欠な道具として，とりわけ，自動車を始めとする輸送機械，産業機械や土木建築分野の構造設計ツールとしては，従来の実験補助的な役割から，実験代替へと，その重要性は高まる一方である．正確な数値は持ち合わせないが，民生用の計算機ハード，ソフト資源の大半がこの分野に投下されているのは間違いない．これほど構造設計がブラックボックス的にCAEに依存するようになってくると，素材を提供する立場からは，果たして，仮定している材料モデル（構成則）やその適用範囲が正確に認識された上で使用されているかということが非常に気になってくる．また，マクロスケールな設計計算の普及が非常に進む割には，少なくともこれまでは，材料開発へのインパクトがそれ程には感じられないというのも正直な感想である．そこで，上記背景を鑑み，「使用状態における材料挙動予測」と「材料開発との連携」の2点からマルチスケール解析の役割を考えてみたい．

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来源
《日本機械学会誌》 |2005年第10期|784-786|共3页
作者
鈴木規之; Noriyuki SUZUKI;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类 TH-53;
关键词

材料開発とマルチスケール解析のコラボレーション－鋼材利用加工技術における期待

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