日本神話のルーツ: ホツマツタヱ(その5)鹿島断ち大国主命の追放

梶 慶輔

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日本神話のルーツ: ホツマツタヱ(その5)鹿島断ち大国主命の追放

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前報(その4)(繊維学会誌、73(2017),No.10,P-397)では、天照神政権に対する最大の全国的な叛乱である「ハ夕レの乱」について述べた。その総仕上げとしてこの乱の切っ掛けを作った天照神の元后持子と早子(ハタレ根）が隠れ住んだ細矛国（後の出雲国）を成敗した。その重要な使命を果たしたのが、天照神の世継ぎの御子忍穂耳尊で、彼は側近の第七代高皇産(諱：振麿）に命じ実行させた。その総大将には月読拿(天照神の弟）の息子の伊吹戸主命を任命したが、彼はその途中で流浪となっていた叔父の素戔嗚尊(天照神の末弟）に出会い協力を得た。素戔嗚尊は積極的に協力したので、その功により天照神からこの国の統治権（国司）が与えられた。その際、国名を細矛国から出雲国に改称した。この官職（国司）は間もなく息子の大己貴命(大国主命）に移譲された。

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来源
《繊維学会誌》 |2018年第871期|493-504|共12页
作者
梶慶輔;
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日本神話のルーツ: ホツマツタヱ(その5)鹿島断ち大国主命の追放

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