新明和工業飛行艇50機製造紀念式典

板倉秀典; Tetsuya SAKAI; 伏屋俊邦

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新明和工業飛行艇50機製造紀念式典

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2020年2月20日、新明和工業航空機事業部甲南工場(神戸市東灘区)において、同社の海上自衛隊向け飛行艇通算50機の製造を祝う式典が開催された。防衛省や関連企業、地元自治体などの關係者約180名が参列し、主催者や来賓のあいさつ、テープカツトに続き、救難飛行艇US-27号機のロールァゥトセレモニーが行われた。甲南工場の竣工は第二次世界大戦中の1942年4月1日。当時は新明和工業の前身である川西航空機の工場として、二式大型飛行艇(二式大艇)を製造した。戦争中には米軍戦闘機の機銃掃射を受けたこともあり、その補修痕は今でも工場の大型扉などに見ることができる。戦後は新明和の工場として、1968年にPX-S(PS-1初号機)を製造。以来52年間にわたり、対潜哨戒飛行艇PS-1×23機、救難飛行艇US-1/1AX20機、US-2×6機の計49機を製造、納入した。そしてこの日にお披露目されたUS-27号機が50機目の飛行艇となる。

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来源
《航空情報》 |2020年第920期|18-21|共4页
作者
板倉秀典; Tetsuya SAKAI; 伏屋俊邦;
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新明和工業飛行艇50機製造紀念式典

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