Propionibacterium acnesが確認、された 卵管サルコィドーシスの一例

久野貴司; 立花眞仁; 村松聡士江石義信藤峯絢子徳永英樹八重樫伸生

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Propionibacterium acnesが確認、された卵管サルコィドーシスの一例

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【緒言】サルコィドーシスは主に呼吸器に現れる全身性の炎症性疾患である.しかしながら，珍しいケースでは肺外病変の症例報告がある.今回，我々が経験した卵管サルコィドーシスの一症例について報告する.【症例】37歳，2妊0産.36歳時発症のサルコィドーシスにて当院呼吸器科に通院中であった.当科へは急性腹症による救急搬送にて緊急入院となり，右卵管水腫への感染との診断にて抗生剤で保存的に加療し退院となった.しかしながら，経過観察中に右卵管水腫に一致した右下腹痛が再燃し，手術の方針となった.手術は，腹腔鏡下に腫大した右卵管を切除した.病理診断は肉芽腫性卵管炎であった.P.acnesのリポティコ酸に対するモノクローナル抗体(PAB抗体)が陽性であり，卵管サルコィドーシスと診断した.【結語】サルコィドーシスの病因については諸説あり，その1つがP.acnesである.本症例は卵管内のP.acnesの存在を証明した初めての卵管サルコィドーシス症例である.

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来源
《日本產科婦人科学会雑誌》 |2020年第3期|487-487|共1页
作者
久野貴司; 立花眞仁; 村松聡士江石義信藤峯絢子徳永英樹八重樫伸生;
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作者单位

東北大学病院産科婦人科;

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收录信息
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正文语种日语
中图分类妇产科学;
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Propionibacterium acnesが確認、された 卵管サルコィドーシスの一例

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