有機ゲルマニウム化合物のGe-GeもしくはGe-Ph結合へのNi種の挿入反応の開発

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有機ゲルマニウム化合物のGe-GeもしくはGe-Ph結合へのNi種の挿入反応の開発

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有機14族元素化合物を遷移金属錯体·クラスター分子における配位子として活用した場合，これらは金属中心に強くσ電子供与し，かつ高いトランス影響を示すため，配位的に不飽和で高い反応性を示す錯体·クラスター分子の構築が可能となる．また有機14族元素化合物は，複数の金属を連結する架橋配位子としても効果的に機能するため，複数の金属種から構成される金属クラスター分子の構築においても，優れた配位子として機能する．我々はこれまで，14族元素であるケイ素の活用に注目し，有機ケイ素化合物を配位子として有する金属錯体·クラスター分子の合成と機能開拓を行ってきた．例えば，鉄中心に2つのケイ素配位子を持つ鉄ジシリル錯体を独自に合成し，これがアルデヒドやケトンなどのカルボニル化合物の還元によるアルコール合成に対し，高い触媒活性を示すことを見出している．

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《生産研究》 |2020年第734期|247-249|共3页
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正文语种日语
中图分类工程基础科学;
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有機ゲルマニウム化合物のGe-GeもしくはGe-Ph結合へのNi種の挿入反応の開発

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