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間質性肺炎の multidisciplinary discussion (MDD)

机译：間質性肺炎の multidisciplinary discussion (MDD)

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間質性肺炎を含むびまん性肺疾患は様々な疾患から なり,また希少疾患も多く含まれていることから,病 理診断のみならず臨床診断,画像診断も難渋すること が多い疾患群である.2000年代初頭より，特に画像 診断と病理診断を比較検討しながらびまん性肺疾患の 診断精度を向上させる試みが報告されるようになった.このような背景から，間質性肺炎の診断?治療においては呼吸器内科医，胸部専門放射線診断医， 呼吸器専門病理医と，場合によっては膠原病内科医を 含めて同じ土俵で十分に議論を行い，診断?治療を決 定していく集学的検討 multidisciplinary discussion (MDD)が必要であることが,2011年に発表された 特発性肺線維症 idiopathic pulmonary fibrosis (IPF) における国際ガイドライン以降明記されるようになった.近年ではびまん性肺疾患の全般において，この MDDを実施して診断することがgold standardとさ れるが，一方で本邦においては未だMDDを実施でき る施設は多くないことも報告されているめ.本稿では MDDの実施に際して，特に病理医に求められる診断 のポイントと，本邦におけるMDDの現状について述 ベる.

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