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急性骨髄性白血病

机译：急性骨髄性白血病

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急性骨髄性白血病（acute myeloid leukemia : AML）は,造血幹細胞レベルにおいて腫瘍化し た骨髄芽球（白血病細胞）が増殖をきたし,正常造血が抑制され,貧血，血小板減少,感染症な どを発症する造血器腫瘍である.本邦におけるAMLの推定発症率は年間人口 10万人当たり 3.68 人とされており,年齢中央値は60歳と比較的高齢者に多く発症する疾患である. AML の分類は従来,形態学的特徴に基づいたFAB分類によりM0～M7に大別されていたが，近年 は予後との関連を重視したWHO分類改訂第4版（2017年）も用いられる.先行する血液疾患の 有無や,AML発症に関与する染色体?遺伝子異常により,治癒が期待できる予後良好群から, 予後中間群,長期生存が難しい予後不良群に大別され，治療方針を決定する重要な因子となる.

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