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福島原発事故と小児甲状腺がんとの因果関係について

机译:福島原発事故と小児甲状腺がんとの因果関係について

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摘要

2011年3月の福島第一原子力発電所事故の半年後に,事故当時18歲以下の小児青年を対象とした超音波エコーを用いた甲状腺検診が福島県により始まった。検診は,事故を起こした原子力発電所に近い市町村から順番に,2年半で県下を一巡し,対象となった全住民約36万7649人中30万0473人が参加した(2017年3月末現在)。その結果,予想を数十倍上回る115例の甲状腺がんが検出された。2014年4月に始まった2巡目の検診でも,やはり数十倍の71例の甲状腺がんが検出された。この「数十倍」という定量的表現は福島県県民健康調査検討委員会や同甲状腺検査評価部会の表現である。甲状腺がんが指摘された多くの患者には手術療法が行われたが,さらに再手術や放射線療法などが追加でおこなわれた症例があることも報じられている。2022年1月末,原発事故当時6歲から16歳の甲状腺がん患者6人が原告になり,事故を起こした東京電力の責任を問う裁判が東京地裁に提起された。このニュースを受けて,事故とがん症例発生との因果関係の証明に関する話題が関心を集めている。

著录项

  • 来源
    《科学》 |2022年第4期|306-317|共12页
  • 作者

    津田敏秀;

  • 作者单位

    岡山大学大学院環境生命科学研究科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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