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胆沢の清き流れを下流域に?そして後世に: いさわ水の郷?22世紀ブナの森づくり

机译：胆沢の清き流れを下流域に?そして後世に: いさわ水の郷?22世紀ブナの森づくり

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岩手県奥州市の西部に広がる「胆沢扇状地」は，我が国でも最大級の規模を誇る扇状地であり，その平野部は続日本紀において「水陸万頃(水と土地が豊かなところ）」と評されるなど，古代から豊かな土地とされてきました。しかしながら，扇状地は単純な平野ではなく，6つの河岸段丘からなる丘陵地帯を含み，水源である胆沢川は北端の低位置を流れることから導水は困難で，南側の段丘高位部に水を導くために先人たちは用水開発に尽力してきました。用水路網が整備されても，胆沢川の不安定な流量から，水争いが繰り返されたといいます。

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    《ダム日本》 |2019年第899期|107-111|共5页
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