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レボグルコサンと放射性炭素同位体比を用いた東京都内の大気有機粒子に対する野焼きの寄与推定

机译:レボグルコサンと放射性炭素同位体比を用いた東京都内の大気有機粒子に対する野焼きの寄与推定

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摘要

大気中微小粒子状物質(PM_(2.5))の日ごとのフイルタ採取を2014年度に通年で実施し、イオン成分、炭素成分及び有機指標成分(レボグルコサン)を測定することで、東京都心部の詳細な日変動デ一夕を得た。また、2013-2016年のPM_(2.5)高濃度日に採取したPM_(2.5)試料(n=26)について全炭素(TC)、元素状炭素(EC)の放射性炭素同位体(~(14)C)の測定を行い、現代炭素比率(pMC)を得た。得られたTC、ECのpMCと試料中のTC、EC濃度から有機炭素(OC)のpMCを算出した。測定の結果、レボグルコサンの年間の日平均濃度は夏季に低く秋季から冬季にかけて濃度が上昇する傾向を示した。風向別に解析すると、農業地帯方面からの風向が卓越した日にレボグルコサンの濃度が上昇し、おおむね半径10km以内には田畑の存在しない都心部においても、OCの起源として秋季から冬季にバイオマス燃焼の影響を強く受けていることが示された。また、得られたレボグルコサン濃度とOC濃度を用いて算出したOC中のバイオマス燃焼の寄与割合と、TC、ECのpMCから算出したOCのpMCを比較しPM_(2.5)を構成するOCの起源の推定を行った。レボグルコサン濃度から推計したOC中のバイオマス燃焼の寄与は、秋季-冬季には平均で13-31%となり、夏季には2.6-6.2%となった。一方、OCのpMCは56 (春季)、61 (夏季)、64 (秋季-冬季)と季節による大きな変化は見られなかった。これらの結果から都市部のOCの起源として通年で生物起源の影響が大きいと考えられる。また、レボグルコサンの発生源デー夕から推計したバイオマス燃焼起源のOCと比較することで、OC中の生物起源炭素の発生源として秋季-冬季ではバイオマス燃焼、春季-夏季ではバイオマス燃焼以外の生物起源が相対的に大きく関与していると考えられた。

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