SGLT2阻害薬 糖毒性に対する有効性?安全性の視点から

森豊

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SGLT2阻害薬糖毒性に対する有効性?安全性の視点から

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高血糖により,もともと存在するインスリン分泌不全やインスリン抵抗性が増悪して悪循環を形成することで高血糖状態がさらに悪化する病態は，糖毒性(glucose toxicity)とよばれ古くより知られている臨床概念である。糖毒性に対しては，一時的にインスリンを導入し，まず血糖値を正常域まで下げることによって糖毒性を取り除き，膵beta細胞のインスリン分泌能力を回復させ，インスリン抵抗性を改善させることが臨床では広く行われている。一方,SGLT2阻害薬による高血糖の改善により，低下していたブドウ糖応答性インスリン分泌やインクレチン応答性インスリン分泌が回復する臨床成績が報告されており， SGLT2阻害薬を糖毒性解除目的で使用することも一つの選択肢と考えられる。内因性インスリン分泌能が比較的保たれた未治療2型糖尿病患者の急性代謝失調において，強化インスリン療法とSGLT2阻害薬の併用は早期インスリン離脱に有用である。

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来源
《薬事月刊》 |2023年第1期|24-32|共9页
作者
森豊;
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作者单位

東京慈恵会医科大学/東京慈恵会医科大学附属第三病院糖尿病?代謝?内分泌内科;

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正文语种日语
中图分类药学;
关键词

SGLT2阻害薬 糖毒性に対する有効性?安全性の視点から

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