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間質性肺炎診断へのアプローチ

机译:間質性肺炎診断へのアプローチ

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摘要

本邦では急性と慢性を含めれば,間質性肺炎で亡くなる人が年間2万人弱と報告され,一般病理医にとっても決して稀な疾患ではない.また,多くの呼吸器疾患の中,診断や治 療に難渋する"特発性間質性肺炎idiopathic interstitial pneumonias (IIPs)"は呼吸器分野における最後の難病とされ,臨床面でも研究面でも注目されている.しかし,多岐にわ たる間質性肺疾患の病理診断は難解で苦手と感じている病理医が多いのではないだろう か.国際ガイドラインがアップデートされる中,我が国においては2020年に『膠原病に伴 う間質性肺疾患診断?治療指針2020』, 2022年には『特発性間質性肺炎診断と治療の手引き2022(改訂第4版)』,『過敏性肺炎診療指針2022』が発刊され,臨床的,画像的特徴 に加え病理組織の特徴が記載されている.間質性肺炎の診断では,臨床医,放射線科医, 病理医による集学的検討multidisciplinary discussion (MDD)が強く推奨され,国内で は保険収載に向けての活発な活動が行われているが,実際にはMDDを行うことができる 呼吸器専門病理医が少ないことが「MDDに関する全国的なアンケート調査」で報告されて いる.近年広まりつつある経気管支クライオ肺生検transbronchial lung cryobiopsy (TBLC)で求められる径5~7mmほどの小さな病理検体からの診断は,呼吸器専門病理 医にとっても容易ではない.病理像は検体採取時点の肺のごく小さな範囲を評価している に過ぎないが,適切な検体処理,切り出し,基礎的知識をもとにした丁寧な病理診断は, 臨床像を熟知している臨床医,肺全体を見渡す放射線科医と情報を共有することで,より 適切な診断に到達し,間質性肺炎を患う患者様により最適な治療を提供することができる と考える.

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