2019年からC0VID-19の流行により延期されて4年振りの開催となった「DSEI Japan 2023」(以下、DSEI)は、ロシアによるウクライナ侵略の影響を大きく受けた。紛争当事国のウクライナから防衛省幹部が来日してカンファレンスに参加し、日米防衛関係者と議論を行い、また、在日アメリカ、イギリス、ウクライナ大使が一堂に会する場ともなった。同時に日本、イギリス、イタリアの3か国による次期戦闘機開発プログラム(GCAP)の始動も大きな話題となった。イギリスのベン·ウォレス国防大臣、イタリアのグイード·クロセット国防大臣がDSEIにあわせて来日、会場の視察とともにそれぞれ浜田靖一防衛大臣と防衛相会談を都内で行った。
展开▼