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曰本のクマ類の現状

机译:曰本のクマ類の現状

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摘要

2020年も日本各地でクマ類の出没が相次ぎ,特に,本州でのツキノヮグマの出没 は連日のように報道されることとなりました。さまざまな有識者が登場して,新型コ ロナウィルスの影響による人間活動の低下や,山の果実の不作などにその理由を求め ていましたが,いずれも十分な説得力を持つものではありませんでした。そもそも, ツキノヮグマだけについて考えてみても,こうした出没の顕在化は2020年に突然始 まったわけではなく,その発端は2004年まで遡ります。この年から,本州の広い範 囲でツキノヮグマの人里への出没が目立ち始め,以降およそ隔年周期で同様の状態が 繰り返されます。2016年以降はさらに常態化して,ほぼ連年的に出没が頻発するよ うになります。その結果,この5年間で毎年約3,000-6,000頭のツキノヮグマ,約 700-800頭のヒグマが管理のために捕獲されています。したがって,2020年の出 没は特異なものではなく,これまでの延長線上にあつたと理解することが正解です。あつれぎヒグマも,ツキノヮグマほどではありませんが,人間との軋櫟が増加傾向にあります。こうした出没の激化と常態化の背景として,クマ類を取り巻く社会的構造の変化, 特に「里山」と言われるエリアで起こっている変化が大きなキーとなっていると考え るべきです。そして,現在の状況は私たち,またクマ類の双方にとって好ましくない と言えます。事態解決に向けた対策の構築はもう待ったなしです。本特集では,いく つかの観点から,曰本のクマ類の生態や現状について読者の皆さんに正しく理解して もらうことを意図して,その取組や研究等を紹介します。

著录项

  • 来源
    《森林技術》 |2021年第5期|2-6|共5页
  • 作者

    山崎晃司;

  • 作者单位

    東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授〒156-8502東京都世田谷区桜丘1-1-1;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 林业;
  • 关键词

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