3.11以後の科学リテラシーno.114

牧野淳一郎

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3.11以後の科学リテラシーno.114

机译：3.11以後の科学リテラシーno.114

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新型コロナウイルスの感染者では後遺症の割合が高く，継続期間が長いとわかってきつつあります。新規感染を防ぐ対策が必要です。今回は，(1)ワクチンの効果をめぐるデータの扱いと，(2)超過死亡数をめぐるデータの読み取りの2つの話題をとりあげます。(1)ではワクチン接種者統計のデータの扱いが不適切で，ワクチンの効果を過大評価していました。修正された統計からは，現在では2回接種までは効果がほとんどないことになります。基本的なデータの改竄が行われてきたといわざるを得ない，極めて大きな問題です。(2)については，2020～21年の日本の超過死亡数を推定したLancet論文に対して，そんなに多いはずはない，という反論が多数みられましたが，厚労省研究班の予測平均値はLancet論文の値と大きく変わりません。また，超過死亡数推定7万9360人を予測上限と誤解した議論もみられましたが，これは間違いです。

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来源
《科学》 |2022年第7期|666-668|共3页
作者
牧野淳一郎;
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作者单位

神戸大学大学院;

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正文语种日语
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3.11以後の科学リテラシーno.114

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